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2009年05月10日

◆竹屋物語 第11話

カンバック竹屋物語(第4話ぐらい)

昔の酒屋さんとは結構、待ってたらお客さんが来てくれる時代もありました。

酒が酒屋さんにしか無い時代。

十分な利益を確保しながらお客さんの来てくれる時代が・・・

まぁ そんな時代でもあまり売れなかったのが うちの店ですがface07

しかし、段々それが通用しなくなってきました。

そう、ディスカウント酒屋やスーパー(酒あり)の進出です。

この時 近所のご主人達は コゾッテ家では酒を飲まなくなった。icon15

その時の会話

オカン  「いらっしゃいませ~」

お客さん「最近、旦那が家で あんまり飲まなくなったちゃんね~」

オカン  「あらそうね、体調でも悪いと?」

お客さん「体調が悪いわけでは無いんだけど・・・」

オカン  「???」

いつものお客さんが どんどん飲まなくなっていく。

おかしい?




気付いた!!

皆さん、飲んでた!

むしろ、今まで以上に。

皆さんディスカウントに買いに行ってたのである。

そりゃー1ケースで1000円とか違えば よそまで買いに行くはなあ~!

お客さんも責められない。

そして、ついに現場をおさえた。

その時は こんな感じ

スーパーでの話し

若   「あっ! 近所の○○さんやん」

オカン 「あら!気付かれんごとしとかんね」

なぜ

そう、近所のおばちゃんはビールとかお酒をかごの中に入れてるのである。

若   「なんでや?」

オカン 「酒ば買っとらすけんたい」

     「酒ば買っとらすとにうちのモンと会うと調子の悪かろうが、だけんたい」

よそで買うお客さんに気を使い、気付かれないようにする。これもまた商売人のつらいところicon198

なのにであるface09

普段、よその安いところで買っているお客さんが12月ぐらいに、うちに来て

缶ビールとかを少し買って

「カレンダーもらえませんか?」

「おたくのカレンダーが1番良かもんねー」

なーにーicon197

しかし感じ良く

「はい、どうぞ」



子供でも商売人の子は商売人の子であった

次号へつづく







  


Posted by 酒乃竹屋 at 23:40Comments(3)竹屋物語