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2009年10月10日

◆トラックの話 第4話

今日は大阪に到着。

到着のころは夏休みの頃ならすでに明るい。

5時半とか6時ぐらいだ。

実に出発から13時間から14時間。

気の遠くなるような時間だ。

ようやく寝れる。

オトンが後ろのベットで寝て、若は前の助手席から運転席

をフラットにしてそこに寝る。

今、想像すると涙ぐましい光景。

ただ、寝るのは良いが、だいたい8時から8時半には

荷降ろしが始まる。

寝るのは2時間、良くて3時間。

そしてまた、あの何千ケースもの荷物を降ろさねばならない。

積むより降ろすのが大変。

しかし、2人で降ろす親子連携チームはやはり人より早い。

そして降ろしたら、会社の大阪支店に電話を入れると

帰りの荷物を積む場所を教えてくれる。

帰りは9割以上ナショナル製品だった。

冷蔵庫、テレビ、エアコン、掃除機、その他もろもろ。

この中で何が一番楽な荷物か?


実は冷蔵庫である。

あんな重いものを、と思うかもしれないが

冷蔵庫は積める本数が少ないので楽なのだ。

しかし帰りはだいたいエアコン。

これは最悪。重い。

積むのも大変。トラックは走らない。

ちなみに夜中走るときは非常に作戦が必要。

結構、峠やのぼり、くだりがある。



トラックは7速のギヤがある(当時)でも3速ぐらいから

発進する。


大阪までといっても毎回行ってればどこで、のぼりになって

どこで2車線になるか分かっている。

そこでその手前から7速から6速に落としてさらに加速

のぼりだしたら早めに5速へ落としバリバリ登っていく。

そのときの車内。

オトン 「よーし、ここで、コイドンば抜いとかやん」

オトン 「コイドンが2車線になったとたん飛ばしだすもんねー」

オトン 「しからしかーコイドン」

オトン 「これまで、これまで」

オトン 「これまで抜いとかんとでけん」

若   「もうすぐ1車線になるばい」

オトン 「よーし」

全部抜いた。

それからまた次の2車線区間までジミチに走る。


だから、何を積むかでトラックの走り具合が変わるので重要。

エアコンはかなり重い方だった。

でも2人で積むのでまた積み終えるのは早い。

ようやく、久留米に向けて出発だ。


帰りは半分高速で帰る(広島まで)


しかし、帰りはより眠気との戦い。

頑張れ江上親子!

次号へつづく











  


Posted by 酒乃竹屋 at 00:14Comments(0)竹屋物語