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2010年05月28日

◆竹屋物語 第3話(がばいばあちゃん)

竹屋物語第3話は

がばいばあちゃんのような話。

親の愛情に多少、飢えていたのか若

小学4年生ぐらいの時、ある日、突然

13キロ程離れた小森野町の酒屋まで

自転車で行った。

さすがに子供が子供用の自転車で行くには

ちょっと距離がある。しかも普段、車で行っている

堤防を自転車をこいでひたすら親の元へ向かったのだ。

行ったことは記憶にあるがそのときの詳しいことは

覚えていない。聞くところによると店に着いたら

泣きだしたそうだ。たどり着いた安心といろいろな

ものがあったのだろう。

そして、「もう危ないから絶対来ちゃいかんよ」

と怒られて夜に車で親と一緒に家へ帰ったのである。


しかし、それが中学生のころには

自転車で店まで行くのがあたりまえになって

たまに親に

若  「迎えに来て」

と頼んでも

オカン「なんがね、留守番もおらんとに自転車でこんね」

ですもんねー

恐ろし恐ろし。

というわけで今日は若の小さな頃の

少し泣ける話。


次号へつづく  


Posted by 酒乃竹屋 at 15:17Comments(0)竹屋物語