留守番(オカン編)
今日も昔、竹屋話!
今日はオカンの留守番ネタ!
何度も申し上げるように竹屋はお客さんが来ない。
なんでオカンは一人店番をしてても暇でしょうがない。
たまには掃除ぐらいすれば良いのだが・・・
オカンは毎日ワイドショー観賞。
芸能話や殺人事件、なんでも詳しい。
しかし、ついにそれに輪をかけることに!
若が高校生ぐらいの頃、若がお年玉かなんかで
ついに我が家にビデオデッキを買ってあげたのだ!
すると機械オンチのオカンはしばらく、興味を示さなかった。
ところが、いつの日か録画の仕方を覚え、毎日好きな
番組を録画をしては昼間の暇な時間にビデオ観賞。
しばらくそんな日が続いた。
しかしオカンこんなことしてても1円の特にもならないことに
気づいた。
今度はどこからか内職を見つけてきた。
確か、土のう袋にひもを通すだけの仕事。
竹屋の部屋には土のうの袋の山、
山。
しかもオカン、一度要領を覚えればスピードだけは
早い。見る見るスピードを上げて、
オカン 「今日はいくらがとしたよ」
若 「わいー凄かやん」
次の日の夜の食卓
オカン 「今日はいくらがとしたよ」
若 「また昨日より多かじぇ」
姉 「凄かやん、あんたやっぱりスピードだけは早かね」
オトン 「そのうち店の儲けより内職の儲けが多なるぜ」
若、オトン、オカン、姉 「がはぁはぁはぁ・・・・・・」
若 「どうせお客さんも来んけん内職ば頑張らんね」
全員 「がはぁはぁはぁ・・・・・・」
そしてオカンは毎日、内職に明け暮れる。
しかし、先ほども言ったようにオカン
スピードは速いが丁寧さはまるで無い。
しかも毎日、記録更新を目指してスピードを上げ続けて
いる為、
ある日
内職の依頼が来なくなった。
いわゆるクビ。
その日の夜
江上家はまたしても大爆笑!
そして次の日から
オカンは溜まっているビデオの観賞に
忙しい日々が戻ってきた。
以上 留守番オカン編
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