記念すべき第一話
いよいよ竹屋物語始まります!
それは若が10歳ぐらいの時までさかのぼります。
「あの向こうに見えてるデカイ家 あれがオレの家ばい!」
これが若が小さなころに友達に家を教えるときの
言葉だった。
若の家は下が全部倉庫になっているためよその
家より背が高いのである。
デカイ家が自慢の若だった。
そして、その当時の夢といえば…
小学3年生の時の授業で全員、将来の夢を書きなさい
というのがあった。
その時みんながサッカー選手になるとか野球選手になる
とか書いている中
若は
「親の後を継いで酒屋になる」
おそらく一言一句間違えていない。
それを見た先生は
「もう少し違うことを書きなさい」と…
仕方無く書き直した記憶がある。
そんな古臭い少年だった。
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