竹屋物語 第3話(がばいばあちゃん)
竹屋物語第3話は
がばいばあちゃんのような話。
親の愛情に多少、飢えていたのか若
小学4年生ぐらいの時、ある日、突然
13キロ程離れた小森野町の酒屋まで
自転車で行った。
さすがに子供が子供用の自転車で行くには
ちょっと距離がある。しかも普段、車で行っている
堤防を自転車をこいでひたすら親の元へ向かったのだ。
行ったことは記憶にあるがそのときの詳しいことは
覚えていない。聞くところによると店に着いたら
泣きだしたそうだ。たどり着いた安心といろいろな
ものがあったのだろう。
そして、「もう危ないから絶対来ちゃいかんよ」
と怒られて夜に車で親と一緒に家へ帰ったのである。
しかし、それが中学生のころには
自転車で店まで行くのがあたりまえになって
たまに親に
若 「迎えに来て」
と頼んでも
オカン「なんがね、留守番もおらんとに自転車でこんね」
ですもんねー
恐ろし恐ろし。
というわけで今日は若の小さな頃の
少し泣ける話。
次号へつづく
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