竹屋物語 第2話
若の自宅は城島町。
そして久留米市の小森野町で酒屋を経営、
自宅の下では空瓶の回収業と酒粕の販売業を
営んでいた。酒屋が出店(でみせ)だったため
オトン、オカンと接するのは
オカンは朝の学校に出るまでの時間だけ
オトンはあまり接する時間はなかった。
後は、ばあちゃんに面倒をみてもらっていた。
夜ごはんはいつも、ばあちゃんと姉の3人だ。
まだまだ小さかった若は、まだまだ親に甘えたいころ
学校から帰って来て、たまたまオトンが仕事に
出ようとトラックで準備をしていると、もしかして
若に「着いて来るか?」と言ってもらえないかと
オトンの近くをウロウロしていた。
ごくまれに言ってもらえた。
その時の嬉しさを今でも覚えている。
小さな頃に親とあまり接していないからか
あまり反抗をした記憶はない(中学、高校の頃も)
その代わり、あまり遊んでもらった記憶もないが…
次号へつづく
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