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2010年06月22日

◆竹屋物語 第6話

平和な小学生生活を送った若だが

中学生になるとついに衝撃の事実を知ることになる

うちはお金持ちだ と思っていた若が

そうでないと気付くきっかけはオトンの出稼ぎ

トラックの運転手をするのに福岡まで家族で

仕事を探しに行ったこともあった。

オカンが一人で店をすることになるので

店のセキュリティーも整えた(お客さんが入ってきたら

ピンポンとなる今では当たり前のベルだけだが)

そして、遂にオトンはトラックに乗り始めたのであった。

ただ、若は以外にその当時の思い出も多い

中学生の頃の若は夏休みや春休みなど長期休みの時は

いつもオトンのトラックについて行った。

ただ問題は部活

若は今の体系からは想像がつかないだろうがテニス部だった

しかしオトンのトラックについて行くので練習は全部さぼる

しかも若は一応レギュラー

ついに先生もキレた!

サボった連中だけ呼び出してやかましく叱ったあと

休んだ日数分、学校の周りの1.2キロのコースを10周しろって言うんです

3日休んだ者は3日間、12キロ走れと…

でも若は全部でしょ来る日も来る日も12キロのランニングなんです

しかも友達はさすがに3日とか4日で終わるから遂には若一人

しばらく経って先生に

若 「自分はいつまで走ったらいいですか?」

と聞いたら

先生「おまえは1日も来てないんだから日数分じゃない

   オレがいいというまで毎日だ」



若はずっとランニングだけが練習だった

しかし、その先生も若を試合には使ってくれた

今ではよい思い出です。

長くなりましたがこの第6話で若が言いたいのは

若はそれだけ親孝行だったということです!

以上   次号へつづく
  


Posted by 酒乃竹屋 at 09:57Comments(1)竹屋物語